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Exodus From The Earth レビュー

2009年01月08日 08:58

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■「Exodus From The Earth」ストーリー概要■
長いお勤めを終え、めでたく定年を迎えた太陽が赤色巨星に変貌。それによりケツに火が付いた人類は、地球から他の惑星へとトンズラする準備に追われていた。
プレイヤーはイケメン宇宙飛行士John Rickとなり、人類の未来が何となくイイ感じになるように孤軍奮闘することになる。
移住先となる惑星、および陰謀渦巻く巨大企業A.X社にまつわるエトセトラを解決せよ! 限られた時間はあと僅かだ!


まず最初に、この「Exodus From The Earth」を初めてプレイするにあたって重要なのは「難易度を下げる」ということです。
腕に覚えのあるシングルFPSプレイヤーはNORMAL以下でのプレイに抵抗があるかもしれませんが、この作品の難易度はかなりのもので、理不尽な敵の攻撃で瞬殺されること山の如しです。
嬲り殺されるのが大好物な鉄板マゾの方以外は、こだわりを捨ててEASYでプレイすることをお勧めします。

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一応2008年リリースですが、3~4年前の有名タイトルのグラフィックレベル。
とは言え、そもそもこの手のマイナーFPSは大手の作品と比較すること自体が間違いで、ロシアの小さなデベロッパーが少人数で製作したことを考慮すると、十分なクオリティを保っていると言ってあげるべきでしょう。
テクスチャの質も良く、カラフルな配色でSFチックに仕立てられており、オマケ程度ですが四肢切断などのゴア表現も存在します。

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使用武器は定番的なもの。
近接武器(斧)・ピストル・サブマシンガン・アサルトライフル・ショットガン・スナイパーライフル・ロケットランチャー・グレネード。
スコープ付アラルトライフルがメインになると思いますが、リコイルが強くレティクルがビョンビョンと暴れるので、細かい指切りショットで的確にヘッドを決めることが必要です。

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そもそも近年のSF物シングルFPSと言えば、「HALF-LIFE 2」「DOOM 3」「QUAKE 4」などに象徴されるような、サクサクとゲームが進行する内容を連想すると思うのですが、この作品にはそれが当てはまりません。
その独特のテンポの悪さでプレイヤーを巧妙に足止めし、ストレスを増加させる要素が山盛りですから、中年ゲーマーの方は抜け毛に注意。

ヘルスやアーマーは割と豊富に用意されているのですが、瀕死や一撃死のシチュエーションがそれ以上に豊富です。
敵の兵士の皆さんは、強力な銃器での正確なAIM、芸術的なグレネード投擲、ホーミング性抜群のミサイルなどでプレイヤーの身体を容赦なくガリガリ削ります。
結果的にコソコソと慎重に行動することになるのですが、敵の配置とスポーン地点がいやらしく、泣きべそをかきながらのプレイを強いられるでしょう。

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車両での戦闘ではガトリングガンとバリアが用意されており、気持ち良く撃ちまくることが出来るものの、車両自体の操作性が非常に悪く、油断するとすぐに横転・転落してしまうので注意。

マッピングの甘さも目立ちます。
スタックする場所や無駄なオブジェクトが異常に多く、ハマったら問答無用で即死です。
「POSTAL 2」のようなお馬鹿ゲーなら笑って許せますが、シリアスな内容の作品でこのような事態が頻繁に起こるのは頂けません。
その上、明らかにマップを再使用していたり、来た道を延々と逆戻りしなければならないミッションがあったりと、可愛い子が一人もいない合コンに来てしまった時のように気持ちが萎えてしまうことが多々ありました。

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シングルFPSではお馴染みの「謎解き」も各ミッションに用意されています。
TABキーを押せば達成オブジェクティブが表示されますが、根本的な事しか書かれていないので、クリアまでの内容はプレイヤー自身が模索することになります。
目標マーカーやミニマップなどの救助策が存在しない上、悪意に満ちたギミックと気付き難い解決法で、人によってはかなり苦しめられるかもしれません。
「あぁ、そういうことだったのか!・・・って、分かる訳ねぇだろコノヤロウ!」と怒りにまかせて叫びたくなったことも数回ありました。


クリアまで10時間以上とボリュームも結構ありますし、ゲームバランス、マッピング、ユーザーフレンドリーなインフォメーション等をもう少し煮詰めていたら、良作まではなくとも佳作ぐらいには評価されていたのかもしれません。
自分はSteamのセールにて半額で購入したので心情的には割り切れますが、正規の価格での購入をお勧めできるかと問われるならば、間違いなく全力で「ノー」でしょう。
コレクターの方以外は、素直に他の作品を選んでおくべきかと思います。


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