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Zeno Clash

2009年04月24日 11:49

zenoclashsteam.jpg

Steamなどのダウンロード販売限定で配信が開始された、一人称視点タコ殴り格闘ゲーム「Zeno Clash」

製作はチリの小さなデベロッパACE Team。
あくまでインディーズゲームに過ぎない存在ですが、その独特のゲーム性と世界観が話題になり、コアなゲーマーから非常に注目されていたこの作品。
自分も期待していましたので早速プレイしてみました。


plaza0018.jpg

■ストーリー概要■
主人公となるのは、顔の愉快な落書きとアナーキーなヘアスタイルがチャームポイントの青年Ghat。
生まれ育った集落の偉大な長であり、親である鳥人間「Father-Mother」を殺してしまったGhatは、一族の者からお尋ね者の烙印を押され、命を狙われることになる。
謎に満ちたFather-Motherの存在とは? Ghatの出生の秘密とは?
迫り来る刺客。頼れるのは己の拳のみ。
Ghatの自分探しの旅が今始まるのであった。


alley0013.jpg

一人称視点のファンタジー剣劇格闘と言えば、以前紹介したDark Messiah of Might & Magicを思い出しますが、このZeno Clashには、それと比較にならない程のアクションが用意されています。
コンビネーションパンチ、アッパーカット、ウィービングからのフック、溜め攻撃のパワースマッシュ、キック、掴みからの投げ・膝蹴りなど、非常にバリエーション豊か。剣やハンマーを使った攻撃も可能です。

戦闘はエキサイティングで、技の出し方を覚えて操作に慣れると非常に楽しめます。
敵もウィービングやダッキングで華麗にこちらの攻撃を避けたり、パワースマッシュをジャブで潰してきたりするので、プレイに歯ごたえが生まれて実に好印象。
スタミナゲージが用意されており、攻撃やガードを続けていると疲労して一定時間身体能力が低下するので、カウンター狙いの防戦やラッシュにも限界があります。このスタミナの概念が、単なる肉弾戦に更なる戦略性をもたらしている訳です。

マイナス要素ですが、多数の敵から一人を選択して攻撃する「ロックオンシステム」が上手く機能しておらず、コントロールにストレスが生じることが多々ありました。
ロックオンをこまめに切り替えれば問題ないですが、あまり意味のあるシステムとは思えないので、可能であれば修正してもらいたいところ。


woods2_return0010.jpg

ハンドガン・ライフル・グレネードランチャー・ボウガンなどの飛び道具や、グレネードの投擲も実装されており、これらを使用しなければ倒せないボスも登場。
どの武器も奇抜なデザインと独特の使用感で、あくまで「ファンタジー」であるゲームのムードを壊さないように作られています。

飛び道具が強力過ぎるかな、と思う場面もありましたが、打撃を受けると武器を落とすシステムにより、プレイヤーが一方的に攻撃出来ないようになっています。
あくまで戦略性を大事にしている、という印象。


plaza_return0000.jpg

使用されているエンジンはValve社のSource Engineということで、最新作としては動作は軽快な部類でしょう。
インディー系デベロッパの作品ですから、グラフィックのレベルについては推して知るべしといったところですが、その独自のムードに魅了されてしまう作品です。
非常に奇妙で奇抜なファンタジー世界が構築されており、マックス・エルンストやサルバドール・ダリなどのシュールレアリズムアートに通じる表現、クリーチャーデザインは「見事」の一言。

ノーマルの状態ではFOV 75と視界がかなり狭い上に、格闘をする際に非常に画面が揺れるので、3D酔いが心配な人は変更した方が良いでしょう。
FOV設定や開発者コンソールの表示設定がオプションに用意されていないので、Steam内の所持ゲーム一覧からZeno Clashを右クリックしてプロパティを選択。
「起動設定」をクリックして -console と入力後にOKを押す。
ゲームを起動し、表示されているコンソールに sv_cheats 1 fov 90 と打ち込めば視界が広くなります。FOVの数値は、各自で好みのレベルに変更すれば良いでしょう。


plains_return0007.jpg

本編クリアまでの総プレイ時間は3時間~4時間と、けっしてボリュームがある方ではないですが、20ドルという価格と独自のゲーム性を考慮すると、コストパフォーマンスの低い作品とは言えないと思います。
リプレイ性はありませんが、本編の他にはチャレンジモードも用意されていますし、難易度を上げると敵がかなり強くなるので、格闘の駆け引きを更に楽しめるでしょう。

一風変わったゲームを探している方にはオススメできる作品だと思います。


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