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NecroVisioN

2009年04月10日 12:35

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月日が経つごとにゲームは洗練され、ユーザーフレンドリーで隙が無く、高い品質で纏まった作品が数多くリリースされている昨今。しかし、そんな優等生的なゲームが溢れる中、「愛して止まない」と声を大にして言えるものが一体どのぐらい存在するでしょうか。
今回は、その問いに対する答えとも言うべき作品をご紹介しましょう。

大昔のエンジンを再利用したグラフィックやパフォーマンスは、けしてレベルの高いものじゃない。
ゲームバランスは不安定で、AIの質などはお粗末なもの。
限りなくB級で、どこまでいってもキワモノな存在。
しかしそこには、今現在のFPSが過去に置き忘れてきた「何か」が確実に存在する。

この「NecroVisioN」は、そんな作品なのです。


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■ストーリー概要■
1916年の第一次世界大戦時下。
兵士として戦地へと赴いていた主人公Simon Buknerは、持ち前の悪運の強さから、何やらよく分からないうちに悪魔とヴァンパイアとの戦いに巻き込まれる。
やがて「ボクらの地球が大ピンチ」的な話へと物語は展開し、Simonは持ち前の正義感と単純さから、契約したヴァンパイアの力を使って世界を救うことを決意するのであった。
邪悪なネクロマンサーZimmermanの野望を打ち砕き、魔界に住まう諸悪の根源っぽいMephistoとかいう奴をボコボコにせよ!


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製作デベロッパは、かの名作「Painkiller」を世に送り出したPeople Can Flyのメンバーが集まって設立した505GAMES。

前半は第一次大戦の戦場を舞台に、兵士やゾンビ化した人間相手に戦闘を行うことになりますが、後半からは一転して怪しげな魔界にて、山盛りで襲い掛かってくる異形のクリーチャーの皆さんを薙ぎ倒すことになります。

先立ってリリースされたDEMO(4Gamer)に収録されたのが前半のステージということもあり、Painkiller的な内容を期待していた方はガッカリしてしまったかもしれませんが、この作品の真骨頂は後半の魔界ステージにあります。Painkiller譲りのミステリアス雰囲気がムンムンですから、あのムードが堪らなく好きだった方にも気に入ってもらえるでしょう。


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Painkillerは「とにかく撃って撃って撃ちまくる」というシンプルでスカッとした内容でしたが、NecroVisioNでは違う方法で爽快感を演出しています。それが「コンボシステム」です。
敵への攻撃に「近接・蹴り・銃撃・ヘッドショット」を織り交ぜることでコンボが発動し、右下に「Fury Level」というコンボゲージが表示されます。ゲージが表示されている間は攻撃力がアップ。そしてコンボを繋げることにより、さらに攻撃力アップ。これにより、すばやく複数の敵を殲滅することが可能となっています。
AIMに自信のある方はヘッドショットを中心にコンボを組み立てると良いでしょうし、蹴りで敵をひるませてから銃撃で蜂の巣するのも良いでしょう。銃剣やシャベルなどの近接武器でタコ殴りにしても構いません。
コンボの種類は数多く、お気に入りのコンボを見つけるのも楽しみのひとつです。

Fury Levelは、シークレットエリアにて入手できる「Vampire Artifact」によって強化され、持続時間が長くなってゆきます。
Painkillerと同じように、このシークレットの存在が「やりこみ要素」として機能している訳です。
その他にも、本編とは別に「チャレンジモード」が実装されており、そのチャレンジの条件を達成することによって、数々の魔法攻撃を入手することができます。

敵を倒すとヘルス横のゲージが溜まり、「Adrenarin」というバレットタイムが使用可能になります。
Adrenarinは途中で止めることもできるため、持ち貯めせずに危なくなったらガンガン使用し、コンボと絡めてゆくと楽にゲームを進行できるでしょう。
ちなみに瀕死状態になった際にも、バレットタイムが自動的に発動します。


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使用されているグラフィックエンジンはPAIN ENGINE。
Painkillerの時も長いロード時間にはストレスが溜まりましたが、今回のNecroVisioNにもその特徴が継承されており、回転数の低いHDDを使っていると泣きを見ることになりそうです。

グラフィックに関しては、テクスチャの質がトホホな出来栄えですが、かなりのこだわりを持って細部まで作りこまれていると感じました。
正直、ここまでオカルティックな雰囲気を出し切った作品も少ないでしょう。


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大迫力の巨大なボスとの対戦もPainkiller譲り。
今作では、ロボットに搭乗したりドラゴンの背中に乗って戦うことも。


稚拙な部分や、練りこまれていない箇所も多くあるゲームです。
しかし、奔放なアイデアに溢れていて、絶対に現在の大手メーカーでは作ることができないゲーム性を備えています。
何故か細かいマイナス部分を笑って許せてしまうのは、「こんなゲームを作ってみたんだ! 面白いと思うから、やってみてくれよ!」という無邪気な製作者たちの思いが伝わる作品だからでしょう。
人を選ぶ作品には違いないですが、気に入る人はとことん大好きになれるでしょうし、自分もそのひとりです。


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