2008年09月11日 09:06

個人的に2007年度のベストタイトルであるところの「S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL」。その続編「S.T.A.L.K.E.R.:Clear Sky」が遂にリリースされました。
もちろん当然のように速攻で購入であります。
S.T.A.L.K.E.R.というゲームの魅力は数あれど、やはり特筆すべきは、その「女子供お断り」とも言うべき無骨なムード。
今時のシングルFPSならば、ヒロインとなるべき登場人物ぐらいは用意してくるものです。たとえそのほとんどがロケットオッパイのビチビチにビッチなキャラだったり、霊長類丸出しのゴリ顔だとしても、ストーリーを盛り上げるためにロマンスの香りぐらいは漂わせる。それが常套手段。
しかし、S.T.A.L.K.E.R.というゲームにはそれがありません。みんなチンコ付いてます。Clear Skyにもその無駄に高尚なスピリットは受け継がれており、登場人物は全員むさ苦しい雄野郎。
どいつもこいつも薄汚れていて、「清潔」という観念ゼロ。風呂とか絶対入ってない。近寄ったらドブの臭いがすると思います。

Clear Skyでは縄張り争いに拍車がかかり、どいつもこいつも殺戮と強奪の事しか考えていない暴徒化したホームレス状態。
つーか周りが男ばっかりなのに、みんなどうやって性欲処理してるの? 放射能の影響でチンコ勃たないの? いや・・・まさか・・・男同士で・・・・・・と、謎は深まるばかり。
男塾みたいなゲームですね。大豪院邪鬼みたいな無駄に巨大なボスが出てくる訳でもなく、死亡確認された仲間が都合良く生き返ることもないですけど。

そんな汗臭いムードに当てられつつボチボチと進めているのですけれど、前作同様に序盤はマゾチックな忍耐仕様です。
ショボい武器を手にビクビクしながら、汚染された大地の中をひたすら冒険する。ああ・・・そう、これがS.T.A.L.K.E.R.というゲームだ。前作ほど陰鬱な雰囲気ではないけれど、根本は何も変わっちゃいない。最高です。
と、かなり楽しんでいるのですが、問題点が無い訳でもありません。
環境によるのでしょうけど、ゲームが物理エンジンエラーで落ちる事が多々見られます。OSごと巻き込んで強制再起動してしまうことも。
前作も初期は相当に不安定でしたけど、これは早急にパッチで修正してもらいたいものです。
これから購入予定の方は、よく吟味されることをオススメします。
パッチによってバージョンが上がるとセーブデータが引き継げない場合もありますから、お急ぎでないのであれば、安定するまで待っても良いと思います。
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